ひつじかいのこども(1年・道徳)

主人公のひつじかいのこどもは、羊のばんがつまらなくなり、オオカミがきたと何度も嘘をついて、大人が集まってくるのを見て楽しんでいました。そんなひつじかいのこどもの嘘を大人たちは腹をたてます。

あるとき、本当にオオカミが牧場にやってきます。大人たちは、また嘘だろうと集まってくれなかったのです。ひつじかいは嘘をついてしまい、みんなに信じてもらえなかったことをとても後悔しました。

子供たちは大人の気持ちになり、ひつじかいの言葉を信じるかどうかを考えていきます。信じた子は、ひつじかいのところに行く、信じない子は行かないに投票します。このときにオクリンクを使い、みんなの考えがわかるように視覚的に表していました。

はじめは行くが多かった子供たちの意見も何度も嘘を繰り返されるうちに行かないが増えていました。行かない理由も「いってもどうせ嘘だから」「行かなくても大丈夫だから」と子供たちなりにしっかり考えることができました。

1年生なりの考え、議論する道徳を進められました。