研究活動

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研究活動

ICT研修会・研究授業

2月7日(金)にICT研修会及び研究授業を行いました。この研修は文部科学省の教育DX戦略アドバイザー事業を活用し、里中学校区の合同研修会として行ったものです。

今回も9月に本校のICT活用の講師としてご指導いただきましたフィーチャーインスティテュート株式会社為田裕行様をお招きしました。為田様には今回の授業の指導案検討からご指導いただき、授業を作り上げました。

試行授業として、図工の鑑賞「色でイメージを広げよう」を行いました。子供たちがタブレットを使って集めた様々な色からイメージを広げ、感じたことを伝え合うことを授業の中心として考えました。子供たちは色を集めるだけでなく、一部分を切り取って加工し、別の見方をするなど様々な発想をしながら鑑賞していました。色で感じたことを言葉で表現するときには理由も述べていましたが、大人が思いつかない発想に驚かされました。子供たちが生き生きと活動していました。

授業のあとは研究協議会及び講演会でした。先生方には授業を通して感じたことをグループで話し合い、オクリンクプラスで集約しました。為田様にはそれを見ながらご指導いただきました。講演会では「デジタル化は何のために 現状とこれからの展望」についてお話しいただきました。デジタル化によって今までできなかったことができるようになった、学びの方法も様々になってきた、デジタルを使うか使わないかではなく、どうすることがよりよい学びになるかを考えてほしいと話されていました。

為田様には今後も本校のICT活用のご指導をいただく予定です。ありがとうございました。

校内研修研究授業(4年・算数)

本日は校内研修の研究授業を4年生で行いました。

本校では今年度、算数を課題研修として行っておりました。今年度からは授業でのタブレット端末の活用を積極的に行っていますが、効果的な活用のしかたを今回の授業でも行いました。

子供たちはどの教科でもタブレットを使う機会が増えたため、文房具のように使えるようになってきました。

また自分の考えを伝えることも行っていたため、タブレットに書いた考えを友達に伝えることもしていました。子供たちはついつい原稿を作って、読みながら発表してしまいますが、本日の授業では原稿も使わずに相手に伝えることができました。

タブレットの効果的な活用や伝え合いがしっかりできました。

ご指導をいただいた指導主事の先生からは今後の本校の研修につながる内容をお話しいただきました。今後も学力向上を目指し、研修を続けて参ります。

学校課題研究研究授業・研究協議会

辻小学校では今年度、算数科での学校課題研究を行っています。本日は1年生の研究授業でした。

本日は「たしざん」の学習です。繰り上がりのあるたし算の考え方を身に付けていきます。子供たちは既習の考えをもとにして考えていました。

1年生の子供たちは自分の考えを表すためにタブレットの録画機能を使いこなしていました。子供たちの学習の中でタブレットが文房具化が進んでいます。

研究授業後は今日の授業の研究協議会です。川口市教育委員会指導課の指導主事様にお越しいただき、研究授業について協議およびご指導をいただきました。

本日のご指導をもとに今後も算数を中心とした学力向上に向け、学校全体で授業改善を進めていきます。

気持ちの変化に着目して読み、感想を書こう「ごんぎつね」(4年・国語)

ごんぎつねは新美南吉の代表作で光村図書の国語の教科書には60年以上掲載されている名作です。

イタズラ好きのきつねのごんと母をなくして一人ぼっちになった兵十が登場する物語で読み手はそれぞれの立場になり、その心情の変化を考えながら読み進めていくことができます。悲しい余韻のままの結末を迎える特徴があるため、読み手が物語の続きを想像することで多様な考えをもつことができます。

本時では情景描写もあわせ、ごんの心情を想像させます。兵十がごんの行為に気付かないことでごんがどのような気持ちであったかを考え、ごんのなりきり日記に取り組みました。

この授業は校内若手研修の一貫で行いました。授業を通し、指導力向上を図っていきます。

ICT活用研修

5時間目は4年生算数「倍の見方」の適用問題でムーブノートを活用しました。教師から配信された問題を解答していきました。

授業のあとは、校内での研修です。

今回は外部からの講師としてフューチャーインスティテュート株式会社代表取締役為田裕行様をお招きし、「学校のデジタル化はなんのため?」と題し、ご講演いただきました。様々な学校での実践授業の紹介や本日の授業の振り返りなど明日からの実践につながる内容をお話しいただけました。また教育ICT利活用の目的9類型についてもお話しいただき、なんのためのICT活用かを教師自身が考え、活用していくことの大切さも示していただきました。

為田様には辻小学校としてのICT活用のために今後もご支援いただく予定です。よろしくお願いいたします。