研究活動
研究活動
学校課題研究研究授業・研究協議会
辻小学校では今年度、算数科での学校課題研究を行っています。本日は1年生の研究授業でした。
本日は「たしざん」の学習です。繰り上がりのあるたし算の考え方を身に付けていきます。子供たちは既習の考えをもとにして考えていました。
1年生の子供たちは自分の考えを表すためにタブレットの録画機能を使いこなしていました。子供たちの学習の中でタブレットが文房具化が進んでいます。
研究授業後は今日の授業の研究協議会です。川口市教育委員会指導課の指導主事様にお越しいただき、研究授業について協議およびご指導をいただきました。
本日のご指導をもとに今後も算数を中心とした学力向上に向け、学校全体で授業改善を進めていきます。
気持ちの変化に着目して読み、感想を書こう「ごんぎつね」(4年・国語)
ごんぎつねは新美南吉の代表作で光村図書の国語の教科書には60年以上掲載されている名作です。
イタズラ好きのきつねのごんと母をなくして一人ぼっちになった兵十が登場する物語で読み手はそれぞれの立場になり、その心情の変化を考えながら読み進めていくことができます。悲しい余韻のままの結末を迎える特徴があるため、読み手が物語の続きを想像することで多様な考えをもつことができます。
本時では情景描写もあわせ、ごんの心情を想像させます。兵十がごんの行為に気付かないことでごんがどのような気持ちであったかを考え、ごんのなりきり日記に取り組みました。
この授業は校内若手研修の一貫で行いました。授業を通し、指導力向上を図っていきます。
ICT活用研修
5時間目は4年生算数「倍の見方」の適用問題でムーブノートを活用しました。教師から配信された問題を解答していきました。
授業のあとは、校内での研修です。
今回は外部からの講師としてフューチャーインスティテュート株式会社代表取締役為田裕行様をお招きし、「学校のデジタル化はなんのため?」と題し、ご講演いただきました。様々な学校での実践授業の紹介や本日の授業の振り返りなど明日からの実践につながる内容をお話しいただけました。また教育ICT利活用の目的9類型についてもお話しいただき、なんのためのICT活用かを教師自身が考え、活用していくことの大切さも示していただきました。
為田様には辻小学校としてのICT活用のために今後もご支援いただく予定です。よろしくお願いいたします。
校内研修研究授業・研究協議会
本校では研究主題「わかる楽しさを味わえる授業づくり~見方・考え方を働かせる算数科の授業」を設定し、研修を行っています。
本日は今年度第1回目の研究授業を5年生で行いました。単元は「形も大きさも同じ図形を調べよう」(合同な図形)です。図形については4年生までに三角形の定義や作図、角の定義、四角形の定義や性質、作図について学習してきました。
この単元ではこれまでの学習を踏まえ、「合同」という視点で図形の考察を行っていきます。図形を重ねると2つの図形がぴったりと重なる(形も大きさも同じ)であるとき、その図形は合同であると定義します。さらに裏返した形も合同であることをおさえていきます。合同な図形を構成要素に着目して考察することにより、対応する辺の長さや対応する核の大きさがそれぞれ等しいことを見出し、「ぴったり重なる」ことを数学的にとらえていきます。
本日の授業では合同な三角形の書き方を理解させていきました。合同な図形を書くためにはどんな条件が必要になるのかをグループで考えます。考えるためのヒントカードはタブレットを用います。グループで考えたことを全体で伝えあっていきます。合同な三角形を書くためにはどんな条件が必要なのか共有することができました。最後は出てきた考えの一つを使って、合同な図形を作図し、作図したものを写真で撮影し、オクリンクで提出しました。子供たちはしっかりと作図できました。
次回は別の条件を使って作図していきます。
研究授業のあとは職員で本日の授業の協議会を行いました。職員同士の話し合いを通し、授業改善も進めていきます。ご指導いただいた指導主事からは「必要感」をキーワードにご指導をいただきました。今後も「わかる楽しさを味わえる授業づくり」を目指し、研修を重ねてまいります。
川口市教育委員会学校訪問
本日は川口市教育委員会学校訪問でした。2時間目から4時間目までは公開授業、5時間目は研究授業、その後、教科ごとの協議会となりました。
子供たちはどの授業でも学びを進んで行っている姿が見られました。
教員全員が授業を公開し、協議会を通し、授業改善を行っていくことは、教員にとっても大切な時間です。本日のご指導をもとによりよい授業を目指していきます。